2025.5.8
【初心者でも分かりやすい!】楽天コンテンツページの作り方を解説|売上促進に繋がる活用術も伝授

楽天市場でショップ運営をするとき、「どのようにしてお客さんを集めるか」は重要なポイントの1つです。
そこで誰でも簡単に活用できるのが、2024年秋に実装された「コンテンツページ」の機能。
このコンテンツページを活用することで、今までとは違う角度での集客を叶えることができます。
そこでこの記事では、楽天コンテンツページの作り方と売り上げ促進に繋がる活用術をご紹介します。

目次
楽天コンテンツページとは
はじめに楽天コンテンツページについて説明します。
楽天コンテンツページは楽天市場で店舗運営をしているすべてのショップが無料で使用できる機能なので、ぜひチェックしてみましょう。
自由編集ができるショップ独自のページ

楽天コンテンツページとは、楽天の店舗管理システム「RMS」上で 自由に編集できるショップ独自のオリジナルページのことです。
店舗の商品ページやカテゴリページとは異なり、独自の世界観やブランドイメージを反映したページを作れます。
楽天コンテンツページのメリット

店舗運営者なら知っておきたい、楽天コンテンツページの主なメリットはこちら!
楽天ページの主なメリット
- 専門知識がなくても質の高いページが作成できる
- 商品管理画面で編集された商品名や金額が自動で反映される
- SEO効果が高く集客に繋がりやすい など
つまり、楽天コンテンツページは、HTMLやCSSなどを使用せず、誰でも簡単に作成できるのが魅力です。
さらに商品情報の更新があった際は自動でページに反映されるため、価格設定などを手作業で行う必要もありません。
簡単に利用できるのに、SEO(検索エンジン最適化)対策としても有効で、楽天のドメインパワー効果で自店の周知率をアップすることにも繋がります。
楽天コンテンツページの主な種類
楽天コンテンツページは工夫次第でさまざまな活用ができます。
実際に利用している店舗が多い方法や、おすすめの活用シーンを以下にまとめましたのでご覧ください。
セール情報(販売訴求) | セール開催時にプライスダウンの情報をまとめて紹介しつつ、商品の魅力も伝える |
イベント | 「母の日特集」「秋のスーツフェア」「クリスマスプレゼント特集」など、行事や季節に合わせたイベント情報を掲載 |
特集 | ショップ内で関連する商品をまとめて紹介するような特集ページ 例)イタリアグルメ特集、○○ラーメン特集、雨の日に使えるアイテム・雑貨特集 など |
店舗紹介 | 店舗全体でどんなアイテムが販売されているのかを紹介する コンテンツページの中でも「自己紹介」の役割を果たすイメージ ※コラム記事っぽくしても◎ |
HOW TO紹介 | 商品を一つピックアップして使い方の紹介や、長く使うためのコツなどを伝える |
FAQ | よくある質問と回答をまとめたページを作成してお問い合わせを減らし、ユーザービリティを高める |
【初心者でもできる】楽天コンテンツページの作り方
ここからは楽天コンテンツページの作り方を具体的に紹介するので、基本の動作を覚えていきましょう。
ステップ1:RMSにログインし、ページ作成

まずは楽天RMSにログインし、「店舗設定」 > 「4 コンテンツページ管理」 > 「ページを新規作成」と進みます。
ステップ2:画像・テキスト・リンクなどを配置する

「ページを新規作成」ボタンを押すと、このような編集ページが表示されます。
左側にはパーツを追加できるボタンが設置されています。
例えば「タイトル」を選択すると、見出し名を入れられるボックスが出現し、20文字以内でタイトル作成が可能に。
同じく「テキスト」のブロックを選択すると、1000字以内でテキストが入力できるパーツが出てきて、コメントや紹介文などを自由に入力でるのです。
そのほかにも「小画像・大画像」・「動画」・「商品」・「小バナー・大バナー」などさまざま。
誰でも簡単にコンテンツページ作成ができるので、他社のページなどを参考にしながら、分かりやすい構成や視覚的な誘導などを意識してページを作成してみましょう。
ステップ3:スマホ・PC両方でプレビュー確認をして公開
ステップ2の作業が終わったら、必ずスマホ・PCの両方でプレビュー確認をしましょう。しっかりと誤字・脱字、リンク間違いなどがないか確認したうえで、公開設定を行います。
コンテンツページについて、もっと詳細に知りたい方は以下の記事もチェックしてみてください♪
楽天コンテンツページを売上促進に繋げるには?
この記事を読んでいる人は、楽天のコンテンツページを初めて作成する方や、作り方の基本を学びたい方が多いと思います。
おそらく一貫して希望するゴールは、コンテンツページを読んで自社の商品を購入してもらうことでしょう。
では最後に、売り上げ促進に繋がるコンテンツページを作るためのポイントをご紹介します。
季節やイベントページを作成して購買意欲をかき立てる

どの市場でも季節やイベントに応じてユーザーの購買行動は大きく左右されます。
もちろん楽天市場でも同様です。そのため、バレンタインや母の日、クリスマスなど、季節に合った専用のコンテンツページを用意すれば、ユーザーの購買意欲をくすぐるきっかけを作れるのです。
ユーザーが気になっているイベントの特集ページでは、ページ自体への滞在時間や、商品ページとの行き来も増える傾向にあるので、回遊率アップにも繋げられます。
ブランドの価値や想いを伝える
コンテンツページを用いれば、取り扱っているブランドの価値やショップ担当者の想いを伝えることもできます。
コンテンツページでの伝え方はさまざまで、使い方も工夫次第で無限大です。
ブランドの想いを最大限に伝えられるよう、まるで直接お客様に接客をしているような、価値のあるページ作りを意識してみてください。
クロスセル戦略に活用する

コンテンツページでは、自然なクロスセル戦略を取り入れることも可能です。
例えば商品ランキングのページを作成して、ショップにある人気の商品を可視化したり、関連商品を羅列したりして、商品のまとめ買いやついで買いを促す場として活用するのが有効。
さらに、ファッションアイテムを販売するショップなら「このトップスに合うボトムス〇選」として別商品の紹介を入れたり、キッチングッズを扱うショップならスポンジの特集ページに「手肌に負担の少ないキッチン洗剤」のページを挿入したりなど、商品を購入した“その先”を想像できる構成にすると、クロスセルに繋げられます。
【ショップ運営を効率化!】楽天コンテンツページを自動生成

弊社が開発した店舗運営効率化ツール「エンパポータル」には、コンテンツページの自動生成&定期更新ができる便利ツールがあります。
コンテンツページの運用に時間を割くのが難しい方や、まずは1つでもページを作ってみたいという方におすすめの機能です。
こちらのツールでは、商品ジャンルやカテゴリ別に売れ筋ランキングや新商品のまとめページを自動で生成・更新できるので、カテゴリ数や商品数が多いショップでも活用しやすいでしょう。
コンテンツページの自動生成機能以外にも、セール情報の更新・復元を一括で実行するツールや、セール会場の作成、クーポン画像・サムネイル画像の作成ツールなど、便利な機能が40種類以上あります。
楽天コンテンツページを活用して自店の売り上げアップを図ろう
楽天コンテンツページは、現在の楽天市場において、とても重要な役割を担っているといっても過言ではありません。
今の楽天市場で売り上げアップを目指すなら、ただ商品を並べるだけでは不十分です!
商品がほしいと思ってもらう仕組み作り、店舗のファン作りをしたいなら、ぜひこの記事を参考にコンテンツページの作成に取り組んでみてください。
さらに、季節・イベントの特集ページを作成する・クロスセル戦略に活用するなどの技を駆使して、売り上げ促進に繋げる工夫をしてみましょう。