【楽天】レビュー改善で売上アップ!評価数・レビュー率を上げる施策8選


楽天のレビュー施策紹介記事アイキャッチ

楽天市場での売上アップに欠かせない要素の一つが「レビュー評価」です。
同じ商品でも、レビューが多く評価の高いショップを選ぶ――
そんなお客様の行動は、あなたも十分に実感しているのではないでしょうか?

しかし実際には、「なかなかレビューが増えない」「★4以上をキープできない」といった悩みを抱えるショップも少なくありません。
だからと言ってレビュー施策を後回しにしてしまうと、せっかくのアクセスや広告効果も十分に発揮できず、売上アップのチャンスを逃してしまう可能性があります。

そこで本記事では、レビュー数・評価率を高めるための具体施策10選を分かりやすくご紹介します。
レビュー施策の見直しは、購入率やリピート率アップにも繋がり、ショップの成長のヒントになるので、ぜひ参考にしてください。

はじめに|レビューが「売上」に直結する理由

楽天市場では、レビューの数や評価点が購買行動に大きな影響を与えます。
たとえば、同じ価格・同じジャンルの商品でも、レビュー数が多い方がクリック率・購入率ともに高くなる傾向があるのです。

特に初めての購入者にとって「レビュー=安心材料」となるため、信頼できるレビューが多いほど、新規客の購入を後押しします。

また、レビュー数・評価点は楽天SEO(検索順位)にも影響しているといわれています。
つまり、レビュー対策は「売上アップ」と「露出アップ」の両輪。
そのため、レビュー評価のアップやレビュー率の増加は、売上げを拡大するために必要不可欠な対策なのです。

レビュー施策の前に確認!楽天市場のルールと注意点

ガイドラインのイメージ画像

レビューを集める前に、まずは楽天市場のガイドラインをチェックしておきましょう。

楽天でショップを運営する際は、違反にならないように注意しながらさまざまな施策を試す必要があります。

レビュー依頼でやってはいけないNG施策

  • 「レビューを書いたら◯円クーポン進呈」などの金銭的誘導
  • 高評価(★5をつけてください等)の強要
  • レビューの投稿内容を条件にするキャンペーン

これらは、楽天のポリシーに抵触する恐れがあります。
また、店舗関係者やショップの利害関係者がレビューを投稿することも認められません。

「感謝」と「正直な声」を軸にしたレビュー依頼が基本

よくレビュー投稿によるプレゼントやクーポンの配布などを目にしますし、このあと同様の施策についても紹介します。
しかし、レビュー投稿数を増やす目的で、「どんどんレビューを投稿してほしい!」と欲張ってプレゼントなどで誘導してもらうスタンスはNG。
あくまでもレビュー依頼は「対価の提供」ではなく、「投稿をお願いする行為」として行うものであることをしっかり認識しておきましょう。

お客様の正直な声は、店舗改善にも直結します。
レビュー依頼文では「お客様の声をぜひお聞かせください」と、感謝ベースの表現にし、お客様の正直な声を寄せてもらえるチャンスだと思ってお願いしましょう。

レビュー施策8選|ツール不要で今すぐできる!

ここからはレビュー率を上げるための施策について、具体的な方法8選をお届けします。
すぐに実践できるものばかりなので、この機会に見直せる箇所は再度チェックしてみましょう。

① 商品ページにレビュー訴求を明記する

レビューを増やす第一歩は、「お客様にレビューを書いてほしい」という想いを率直に伝えることです。
どんなに良い商品でも、「レビュー投稿をお願いします!」という一言がなければ、ほとんどの購入者はそのままスルーしてしまいます。

おすすめは、商品説明文の上部や「買い物かごボタン」の近くに、レビュー訴求のメッセージを記載することです。

たとえば、次のような一文を追加してみましょう。

✅「商品を気に入っていただけましたらレビューで応援をお願いいたします!」
✅「いただいたお声を商品開発や改善に活かしております★」

などのように、レビュー投稿が「ショップにとってもお客様にとっても価値があること」を伝えることで、レビュー率を高めることができます。
レビューをお願いする文章は、RMSの商品説明文編集ページから、すぐに追記可能です。

② 購入者に感謝の気持ちを伝えるサンクスメールを送る

メールマガジン(メルマガ)を受信・配信するイメージ

商品が無事届いたあとに、感謝の気持ちを伝えるサンクスメールを送るのも効果的です。
「届いた商品はいかがでしたか?」といったフォローの一言は、レビュー投稿を後押ししてくれます。

RMSのメールテンプレート設定を使えば、出荷完了後に送るメールをテンプレート化できるので、送信作業を効率化することが可能です。

文面には次のような自然なレビュー訴求を添えましょう。
「商品はお手元に届きましたでしょうか?ぜひ、ご感想やお気づきの点をレビューでお聞かせください。」
お礼+レビューのお願いを組み合わせることで、ショップの丁寧な印象も伝わります。

③ LINE公式アカウントを活用してレビュー促進

LINEは、楽天メルマガよりも開封率・クリック率が高く、反応を得やすいのが特徴です。
ショップのLINE公式アカウントを開設している場合、クーポン施策などを行ってユーザーに友だち登録を促し、さらにメッセージでレビュー投稿をお願いするのも有効です。

また、「レビュー投稿でLINE限定クーポン配布中!」といったキャンペーンも人気です。
メッセージ内にレビューURLを貼れば、スマホからでもスムーズに投稿しやすくなるでしょう。

▼LINE施策に関してはこちらの記事もチェック!

④ 商品同梱物でレビュー投稿を案内

お客様が商品を開封する瞬間は、満足度が高く、レビュー意欲もピークにあります。
そのため、このタイミングでレビュー投稿をお願いできるよう、商品と一緒にチラシやカードを同梱するのが効果的。

ポイントは、以下のように「お礼の延長線」でレビュー依頼をお願いすること。
「このたびはお買い上げいただきありがとうございます!よろしければご感想をレビューでお聞かせください。」
さらに、口コミ投稿用のQRコードを印字して、レビュー投稿ページへすぐアクセスできるようにすると効果的です。
※レビュー特典を案内する場合は、楽天のルールに準拠しましょう(「★5限定」などの誘導はNGです)。

⑤ レビュー特典キャンペーンの実施(ガイドライン準拠)

楽天のガイドラインに沿った内容で、レビュー投稿特典のキャンペーンも実施してみましょう。
たとえば、次のような内容がおすすめ。

「レビュー投稿で次回使える10%OFFクーポンプレゼント」

上記のように、レビュー投稿者全員が対象であれば、ルール違反にはなりません。
サンクスメールや同梱カードでレビュー特典を明確に案内し、投稿のきっかけを増やしましょう。

⑥ 商品画像やバナーでレビュー訴求を可視化

ネットショッピングのイメージ

最近のユーザーは、スマホで商品画像や商品紹介ページの中にあるバナー画像をザっと見るだけで判断に至る傾向があります。
そのため、商品画像の中にレビュー訴求を入れておくと、訴求力がアップしやすくなります。

たとえば:

  • 「レビュー投稿でクーポン配布中!」
  • 「お客様の声に応えてリニューアル!」

といったキャッチを、画像に入れて訴求効果を高めましょう。

⑦ ショップレビューも一緒に促進する

楽天では、ショップレビューも検索順位や信頼度に影響しやすい要素です。
そのため、商品レビューだけでなく、ショップレビュー投稿もお願いするのがおすすめ。

ただし、「ショップレビューを書こう!」という人は少ない傾向にあるのが現実です。
時間を使ってユーザーにショップレビューを書いてもらうためには、レビューを書きたくなるような丁寧な対応や、商品満足度を高める取り組みが必要となります。

また、サンクスメールや同梱カードの末尾に、
「ショップの対応についてのご意見も、ぜひレビューでお聞かせください」
と添えるのもおすすめです。

丁寧な対応や発送スピードなどを褒められたレビューは、店舗全体のブランディングにも繋がります。

⑧ レビュー返信でファン化を促す

レビューを集めたあとは、返信対応も忘れずに行いましょう。
寄せられた声に対してのお礼や、低評価レビューに対するフォローなど、レビュー返信はショップの誠実さを伝えるチャンスです。

とくに、低評価のレビューに対して、どのような対応をしているかは、これから購入を考えているお客様にとっても気になるポイントです。
どうしてお客様に満足いただけなかったのかを知り、誠意をもって対応する姿勢を返信で見せましょう。

また、レビューに返信することで、お客様との信頼関係が深まり、リピート率が上がる可能性もあります。
レビューを参考にする他の閲覧者に対しても「対応の良いお店」として印象付けられるので、しっかり返信対応を行うようにしましょう。

レビュー施策の成果を高めるコツ

楽天ECショップ運営イメージ

最後にこれまで紹介したレビュー施策に加え、どのような動きをしていくと成果が高まるのかを確認しましょう。
レビュー施策をより効果的にするのに便利なおすすめツールの紹介もするので、参考にしてください。

定期的な見直しとレビュー内容の分析

レビュー導線は一度作って終わりではなく、定期的な見直しが重要です。
特に、スマホUIの変化やシステム更新(RMSの仕様変更)、イベントページの差し替えなどでリンク切れや導線のズレが起こることもあるので、半年に一度は確認を。

また、レビュー施策は「数」だけでなく「質」も大切です。
レビュー内容を分析することで、次の施策改善に繋げられます。
たとえば:

  • ⭐評価の高いレビュー → 商品ページの訴求や広告文に活用
  • ⭐評価の低いレビュー → 改善ポイントの発見、よくある質問への反映

レビューを書いてもらって終わり、ではなくしっかりと次のアクションへ繋げていく導線作りをしていきましょう。

エンパポータルを使ってレビュー画像を簡単作成

「⑥ 商品画像やバナーでレビュー訴求を可視化」のパートでもお伝えしたとおり、画像を使ってレビューの高評価をアピールする方法は施策として有効な手段です。
しかし、商品ごとにレビュー評価とレビュー件数を反映したレビュー画像を作成するのは、とても大変な作業でしょう。

そこでおすすめしたいのが「エンパポータル」のレビュー画像作成更新ツール
(上記画像はエンパポータルのレビュー画像作成更新ツールを使って作れる画像のテンプレートです。)

その名の通り、レビュー画像を作成でき、さらに更新作業までを行ってくれる便利なツールなんです。
一度設定するだけで、ショップ内の商品レビューを集計して画像を作成し、アップロードの作業までを実行してくれます。

▼画像作成更新ツールについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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まとめ|レビュー率アップを目指して今すぐ実施しよう!

レビューは「お客様の信頼」を形にする、お店にとって重要な資産です。
今回紹介したように、サンクスメールやチラシ、ページ導線の見直しなどを行って、レビュー訴求パターンを一つずつ改善していきましょう。
継続的な工夫の積み重ねが、やがてレビュー率アップと売上向上に結びつきます。

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